2月の活動報告

①白鳥バードウォッチング

 近年、壬生町を流れる黒川に白鳥が飛来し、地域の景勝地となっていることをご存じでしょうか。

 ゆーあい工房では、2月24日(土)に社会参加活動として「白鳥ウォッチング」に出かけました。午前中は就労継続支援事業B型のメンバー、午後は生活介護のメンバーで出かけました。連日暖かい日が続いたため、報道によると北に向けて飛び立つ群れがあると聞き、もしも居なかったらどうしよう…と一抹の不安もありましたが、現地では、優雅に泳ぐ多くの白鳥を観賞することができました。利用者はパン作業で残った食パンを白鳥の餌に持参し、白鳥に与え楽しむ姿がありました。「白鳥が見られてよかった~!」、「真っ白で可愛い!」など感動を声に出して喜んでくれました。「みにくいアヒルの子」の絵本にある「灰色がかった子ども」と思われる白鳥がいて、間もなく北へと飛び立つのでしょうが、数千キロに及ぶ長旅が無事に成功しますようにと皆で願い、白鳥ウォッチングの幕を閉じました。

   

    

②BCP・地震発生を想定した「引き渡し訓練」を実施しました。

 2月28日(水)には、ご家族の協力のもとで、BCP計画に基づき初の試み「地震発生を想定した引き渡し訓練」を下記の内容で実施しました。

【想定:午後3時・地震発生】
➡館内放送「机などの下にもぐって身の安全を確保しましょう」 写真①②
➡館内放送「地震が落ち着きました。工房の看板前に避難してください」
➡集合場所まで走って避難                  写真③
➡職員による全員避難の確認
➡施設長からの感想とお願い                 写真④
➡各家庭へお迎え要請の電話連絡
➡個別にお迎え                       写真⑤

写真①
写真②
写真③
写真④
写真⑤

 引き渡し訓練は、前もってご家庭の協力の可否について連絡を取り、当日は協力頂ける家庭に電話連絡を入れました。ご家族は、電話連絡を受けたのちに、工房に向かうという方法で行いました。
 電話連絡後、それぞれの利用者のお迎えにどのくらいの時間を要するかについて、貴重なデータ取りができて、とても有益な訓練となりました。
 いつ来るか分からない・全く予測のつかない「地震発生」に向けて、今後も様々な視点を持って訓練を重ねていきたいと思います。

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