5月の活動報告

ゆーあい工房まつり2024開催

 5月19日(日)には、「地域の皆さんにおいでいただくゆーあい工房まつり」を5年ぶりに開催することができました。「地域の皆さん」と言っても新型コロナウイルス感染症予防のため、グループホームなごみの家がある「大平町北武井にお住いの皆さん」そして「栃木市障害者施設協議会の会員施設の皆さん」までとしました。それでも、ゆーあい工房の利用者とその家族の皆さん、法人の役職員とその家族の皆さん、ハートフル吹上事業所の皆さんにお越しいただき、とても賑やかで楽しいおまつりが実施できたと思います。
 開会式は、今では恒例となった「北武井お囃子保存会」のお囃子の演奏で始まりました。久しぶりの演奏と伺っていましたが、保存会の皆さんの息の合った演奏で一気に活気付けられ、賑やかに開会の幕が開けました。開会式では「10年勤続表彰」があり、今年は、利用者から臼井史彦さん、職員から荒川直人さんのお二人が理事長より表彰の盾が贈られました。3名の方々には、今後益々のご活躍にご期待申し上げます。
 さて、まつり会場では、保護者会が主催する「ガーデンレストラン」で、熱々のカレーライスと焼きたての焼きそばが振舞われました。5年ぶりとは思えない保護者会のチームワークと変わらない美味しさ。感動の料理に舌鼓を打ちながら、食堂ホールでは、遠く北海道赤平市からおいでいただいた「佐々木金蔵様のピアノ演奏」の音色が響き渡り、ゆったりとした優雅な時間を過ごすことができました。
 この日の利用者は、まつりを楽しみながらでしたが「菓子作業室では喫茶コーナー」、「木工作業室では製品販売」を交代で行い活躍しました。また、生活介護事業の力作である「季節のちぎり絵」を館内に展示し、会場に彩りを添えてくれました。細かな作業と迫力ある仕上がりに、皆さんから感心の声が聞かれました。
 外のテントでは、栃木市障害者施設協議会で交流がある「ゆうの家事業所」が出店協力して下さり、「うどんと手工芸品」を販売しました。その隣のテントでは、施設長がこの日飛び込みで「お菓子つかみゲーム」と「お楽しみくじ」のコーナーを設置したところ、小学校1年生と2年生の可愛い少女ボランティアのおかげもあり、想像以上の盛り上がり。閉会式では、お菓子運びゲームのタイムが上位4名の方々に豪華賞品が渡されました。
 そしてガレージ内では、法人第2グループホームのための資金集め「バザーコーナー」を開設。日用品を中心に、供出品は飛ぶように売れて、約25,000円の収益を得ることができました。品物の供出そして購入にご協力頂きました皆さん、誠にありがとうございました。
 いよいよまつりも終盤を迎える頃、佐野市から「唐沢バンド」をお招きし、世代・時代を超えた懐かしく、そして馴染みのある数々の名曲をご披露くださいました。利用者はもちろん、保護者さんでもノリノリの方がいて、手拍子やアンコール曲で大いに盛り上がりました。まつり最後にふさわしいバンド演奏となりました。
 午後3時。利用者・保護者・職員は、ほどよい疲れを感じながら、来年もまた元気に再開できることを願い、ゆーあい工房まつり2024を無事に終了することができました。

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